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祖父江慎(cozfish) × 吾輩は猫である × Cosmotech(箔)- aへのコメント

行列のできる『箔押し印刷工房』 2009/06/12 01:21 from ブログ担当青木

この度『デザインのひきだし7 - 特集 - 製本加工はここまでできる!』が発売されました。知っているようで知らなかった製本の奥深さに驚かされる内容です。今回も豪華付録付き(初版限定)で必読の一冊になること間違いなし!

さて、コスモテックは今回も巻頭で御馴染みの『装丁道場』にて、『デザインのひきだし5』で付録パチカ製タンブラー台紙の共同制作をしたcollect.apply design company様、そして現代の装丁の鬼才である祖父江慎様(cozfish)による「吾輩は猫である」の箔押し加工をお任せいただきました。

collect.apply design company様による装丁はすっきりとモダンなオブジェのような仕上がりで、上・中・下巻の3冊で箔押しを4工程こなしております。仕様は以下の通り。

■装丁:collect.apply design company様
■箔押し:有限会社コスモテック

- カバー -
◆素材 :N 新鳥の子 白 4/6判Y目<110kg>
◆加工 :「吾」「猫」「る」透明エナメル箔押し
- 表紙 -
◆素材 :ダイニック DNA細布 118ねずみ
◆加工 :白箔押し

詳しくは書籍を手に取ってご覧頂きたいのですが、3冊のカバーそれぞれに角度によって見え隠れする「吾」「猫」「る」の文字の透明エナメル箔押しが施されており、しかもカバーを外すと表紙に白箔押しの猫のイラストがひょっこりと現れます。

・・・

祖父江慎様(cozfish)による装丁は100年前の初版本をモチーフにリデザインされており、過去と現代を繋げる珠玉の一作に仕上がっております。仕様は下記の通りです。

■装丁:祖父江慎様(cozfish)
■箔押し:有限会社コスモテック

- 表紙 -
◆素材 :アサヒクロースASF 裏打付寒冷紗
◆加工 :白箔押し→10号金艶箔押し→顔料71

寒冷紗とは粗く織った布のことで、通常背固めや本の中身と表紙のつなぎ芯材として使われる素材です。今回はその寒冷紗を表紙全体に使用している個性溢れる作りになっております。

さて箔押し加工は3冊で9工程(9版使用)施しております。
寒冷紗に箔押しを施しますと、布目が箔にも反映されレトロな風合いを醸し出すことが出来ます。白箔押し→10号金艶箔押し→顔料71と箔を重ねて、箔押しの三重奏を奏でております。
 
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