きつねのぼたん
『要ちゃん、知ってる?
これね、僕好きなんだよ。
きつねのぼたんって言うんだ。』
小さな手が私の手を握った。
瞳を輝かせて
にこにこと笑いながら
そう、教えてくれた君は
今はもう私の背を追い越してしまったのでしょう。
小さかった手も
きっと大きくなったのでしょうね。
この花を見る度
君と手を繋いだあの頃を
思い出すのです。
コメントするには『ログイン』してください
コメント
「きつねのぼたん」にはまだコメントがありません。
最初のコメントを書いてみませんか?

